今の主治医の先生に「どんどん歩け」と言われたこともあり、埼玉県東松山のウォーキング大会等にも参加したのですが、左足の股関節から膝までの間の痛みがいつまでたってもとれません。
鈍い痛み
手術以降、基本的に痛みのない日はほとんどありませんでした。
この10年で通残すると1、2年相当は痛みがないけど、それ以外の日は基本的に痛みがありました。
先生の説明では、筋肉痛だろうということで、痛み止めの飲み薬と湿布でやり過ごしてきました。
しかし、ある時などは会社からの帰宅時10メートル歩くごとに立ち止まらないとならないほどに痛みがひどくなったこともあります。
昨日まで何ともなかったのが、朝起きたら痛くて歩けないという日があったりと日によって全然違うので、ウォーキングのことでも書きましたが、歩くことを前提としたことを事前に決めるのが難しいのです。
その日その時の状況次第というわけです。
激痛
レントゲンで見ると良くわかるのですが、手術で切断した骨を固定するために使用した針金が、時間の経過とともにいくつもに細分化されて股関節周辺に散らばっています。
先生の話では、針金が切れるのはよくあることで問題がないとのことでした。
数年前には年に1,2度程度ですが、激痛がありました。
歩いていて、突然激痛が走りその場から一歩も動けなくなります。
数分ほど立ちどまっていて徐々に足を動かしてみて、痛みがないことを確認しつつ、少しづつ前に進みます。
そうしてしばらくすると普通に歩けるようになります。
全て歩道や車の来ない道だったからいいようなものの、これが広い道の横断歩道を渡っているときになったらどうしようもありません。
交通量の多い横断歩道の真ん中で数分間立ち止まるなんて、考えただけでもゾッとします。
素人考えでは、股関節周りに散らばっている針金の断片が骨の間に入り込んだ瞬間に痛みが生じているんだろうと思っています(先生は何ともいっていませんが)。
ある時の定期健診で半年前のレントゲンと撮ったばかりのレントゲンを見比べた先生が、「ありえない!」と声を上げたことがありました。
股関節周りの針金が半周移動(大腿骨の外側にあったものが、内また側に移動)していたのです。
未だに良く分からないのですが、切れた針金の断片が多分太ももの筋肉の中を移動しているようです。
「至急手術をしてこの針金を取り除かないと、動いて血管を傷つけでもしたら大変だ。」と言われましたが、とりあえず様子を見ることになりました。
先生の知識で医学的にあり得ないのかもしれませんが、現実にレントゲンにはっきり写っている以上あり得ない話ではないのです。
徐々に
定期健診で大腿骨の中に入っている人工股関節の金属部分が徐々に傾いている、ということを言われました。
そのうち傾きが進み大腿骨に接触するようになり、接触する周辺から痛みを感じるようになりました。
2年前の2018年の5月の検診で先生から、「このままのスピードで傾きが進めむと、遅くとも10月には人工股関節の再置換手術が必要になる。」と言われました。
金属が大腿骨を突き破る直前くらいになると痛くて歩けなくなるそうです。
私は「死んでもやりたくないですね。」と言いました。
その日に骨粗しょう症治療薬(1週間に1回飲む)を処方され、1回飲むごとに足の痛みが劇的に改善されてきました。
3回目を飲むころには殆ど痛みを感じなくなりました。
レントゲンでみると金属が大腿骨に接しているところの外側(肉のある側)の骨の部分に薄い骨の層が形成されているのが分かります。
鉾(金属)と盾(大腿骨)の戦いで、骨粗しょう症治療薬で盾を補強した結果だと思っています。
「この先生、色々考えてくれているな」と感じたものです。
それから月日が進み、徐々に人工股関節がらみで痛みが増していくのを感じました。
2,3か月前からは自転車に乗ると激しい痛みを感じるようになり、自転車に乗れなくなりました。
ペダルを漕ぐと、ちょうど大腿骨の金属があたっている辺りが痛み、ペダルが満足に漕げないのです。
サドルにまたがり漕ぐ度に背中を大きく後ろに反らし、足と腰・背中がほぼ直線となるような感じにしないとダメなのです。
それ以来、移動はひたすら自動車になりました。
歩くのもほんの数百メートル、自転車はNGとなると移動手段は車しかありません。
「死んでもイヤ」から徐々に諦めに代わってきました。
現実問題痛みのために動けないとなると、手術を選択するしかありません。
堀ちえみ
元々再置換をしないで済むように器具が相当年数(生きている間くらいは)持つように病院を選んだうえで人工股関節手術でした。
しかもその手術が相当痛かったという思いから、人工股関節手術を2度もやりたくないということでした。
私が人工股関節の再置換手術を拒否していたのは、この痛みというのが大きな理由でしたが、認識を改まったのが堀ちえみさんの舌癌手術という報道でした。
私の手術よりもはるかに痛い舌の切除を受け、それを乗り越えて頑張っているのを聞いて、私の手術の痛みなんかは大したことはないと思うようになりました。
堀ちえみさん自体はファンでもなんでもなく、単に名前を聞いたことがあるぐらいの認識ですが、それでも大きく報道されたので知ったのです。
今…
ここ1週間毎日お酒を飲んでいますが、昨日、今日と良く眠れませんでした。
入院が明日、手術が明後日と迫ってきて、少し神経が高ぶっているのかもしれません。
今は結構動けるし、本当に手術は必要なのか、と思う反面、夜中に寝がえりを打った瞬間に痛みで目が覚めたりして、やはり手術は必要だと思ったり。
手術は普通2か月ぐらい先になりますから、本当に痛みで全く動けなくなってから手術を申し込みということは考えられません。
激痛の中2か月間も過ごすなんてことは。
そういう意味では、徐々に痛みが増している今は、自分なりに納得できるものはあります。
選択は正しかったのだろうと。
後は、先生を信じるだけです。
10年前の先生も信じていたんですけどね。
