4.エンディングノートは、人生再発見のための羅針盤

エンディングノート新たな旅立ち エンディングノートとは
まだまだ・・・
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いつエンディングノートを書き始めるのかにもよりますが、仮に70代、80代になっても頭が動き、手も使えるのであればエンディングノートを書くことにより、残りの人生でやるべきこと、やりたいことが見つかると思います。

エンディングノートを書くことにより、必然と過去を振り返ることになり、色々なことが思い出されると同時に、過去に想いを馳せることになります。

そして、それを文章にすることにより、今まで漠然と考え、あるいは全く考えてもいなかった・思いもしなかったことが走馬灯のように蘇ることでしょう。

きっと「あの時、ああすればよかった。」「なんでもっとやらなかったんだろう。」「本当にやりたかったのはこういうことだったんだ。」といくつものことが想いが浮かぶでしょう。

そうして思い浮かんだことをエンディングノートに書くことにより、「じゃ、これからこういうことをやってみたい、やってみよう。」という新たな好奇心が沸き起ることでしょう。

重度の認知症になったり、あるいは、寝たきりになるその時まであなたの人生は終わりではありません。

やりたいことが沢山あるほど認知症になりにくいとも言われます。

定年を迎えた方

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仕事を定年等で卒業された年代の方は、それこそ今まで仕事に追われ、自分に向き合う時間が取れなかったかもしれませんが、これからは義務に縛られることもなく、以前に比べより自由になる時間が取れるようになるはずです。

自由になる時間が増えた分、ゴルフや旅行などに時間を費やすのもいいでしょう。

でも、それだけで残りの人生を過ごしてしまったらもったいなくないでしょうか。

自由な時間が増えた分、今までできなかった趣味(ゴルフ、旅行等を含め)に時間を費やすとともに、本当はやりたかったんだけど、諦めたこと、いつの間にか見失ってしまったこと、気が付かなかったことが、自分の半生を振り返りることにより思い出されるかもしれません。

歳をとると若い時に比べ好奇心が弱くなり、新たに何かをはじめようという気持ちが生まれにくくなる気がします。

なんとなく今までやってきたことをそのまま踏襲してしまいがちです。

でも、自分史つくりをきっかけに、新たに何かを始めようという好奇心が生まれるかもしれません。

周りを見回して、何か新しいものはないかと探すよりも、自分史作成(それだけで新たな大きな出来事でしょう)により、自分の中に既に存在する何かを自然と探すことができるでしょう。

人によっては、それがボランティアや地域社会への貢献であったり、山登り、魚釣り、読書であったりと様々でしょう。

自分史作成というのは、自分だけができる大きな事業であると同時に、今後の人生の新たな目標・生きがいを自分の中に発見できるいい機会ではないでしょうか。

(年金が主な収入源も人にとっては、お金を使わなくて有意義に過ごせる時間が持てると考えるといいかもしれません。)

現職中の方

「2.エンディングノートは、自分そのもの」の中でも書きましたが、「ひとつの区切りとしてのエンディングノート」というものがあります。

区切りの例としては、次のようなことが考えられます。

  • 30代、40代等の終わり
  • 転職
  • 子育てが一区切りついた段階
  • 難しい資格試験に合格した時 等

年代の終わり

過去10年を振り返って、30歳、40歳になった時に思ったことがどこまで実現できたか、何が原因で実現できた、あるいはできなかったのか、恋をした時の想い等々

この10年間を1年単位に思い出してください。

会社勤めの方であれば、会社の置かれた状況、会社での出来事、それに関連した自分の身の回りで起こったこと、それに対する自分の想いなどさまざまでしょう。

自営・自由業の方であれば、顧客開拓の営業や売上、パート・アルバイト採用の苦労など色々あるでしょう。

まだ、現職中のかたであれば、時間に追われやりたいことも見えなくなっているかもしれません。

一度立ち止まりこれからの自分を見つめ直すいい機会かもしれません。

定年を迎えてからやりたいことをやるよりも、今、やりたいことは何かを考え実行できるのであれば、今やった方がいいに決まっています。

転職

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これから転職しようと考えている方

今の会社から転職しようと考えているならば、転職する前に今の会社に勤め始めてから現在までのことを書いてください。

就職する時どんな思いだったか、最初の現場はどうだったか、配置換え・転勤時はどうだったか、人間関係は、給料は、勤務状況はどうだったか。

不満もあるでしょう、それも何がどう不満なのか、書き表してみましょう。

そして次の転職先にどんな夢や希望を持っているのか。

自分の置かれた状況を客観的に省みることは、今後の転職活動にきっとやくだつことでしょう。

既に転職を実現した方

既に転職した方は、前職の就職から辞めるまでのことを上記<これから転職しようと考えている方>に準じて書いてみてください。

次いで、今の会社での現状とこれからの希望を書いてみてください。

次にエンディングノートを書く時に参考になることが沢山あると思います。

転職を嫌なことから逃げるのではなく、自己実現を図るためのステップアップとしてキャリアを積み重ねましょう。

その際に自分を見つめたエンディングノートは必ず役に立つはずです。

子育て

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子育て最中

子育て中はできれば日記を付けられればいいのですが。

現実問題として、多くの方は、日々の子育て、生活に追われ日記を付ける余裕などないと思います。

1週間に1回日記を付けるだけでも子供の日々の成長と自身がその時何を思っていたかがわかり、貴重な記録となります。

日記を付けるのが難しい場合は、できるだけ写真を撮りましょう。

携帯で十分です。

  • 日々成長する子供の写真
  • 食事の写真
  • 自分自身の姿
  • 自宅周辺の風景

後々、貴重な記録となります。

PCへデータ保管を半年、あるいは1年に1回等定期的に実施しましょう。

子育てが終わった方

いつ子育てが終わったと認識するかは、人によってさまざまかと思います。

下の子が中学に入ったら、高校に入ったら、あるいは大学に入ったらと。

一般的には、子供が中学に入ると大分手がかからなくなります。

下の子が中学に入り、いくらか時間に余裕ができたら、今までできなかったことを始めましょう。

仕事に今まで以上に一生懸命になる、趣味の時間を作る、、、等々

でも、その一方で下の子が中学に入るころを1つの子育ての区切りとして、子供が赤ちゃんの頃から中学に入るまでの子育てを1つのエンディングノートとして書いてみましょう。

と同時に、日記を付けていなければ日記を付けましょう。

(日記ではなく、週記でも可。とにかく、その時の生の声が大事です。)

まだ子育ては続きますので、子供の学校でのこと、日常生活のこと、友達関係のこと。

(次いでに、旦那のことも書いておきましょう。後で責めるときの証拠になります。)

ここで書き留めたことが、後でエンディングノートを作る時の大きな種になります。

これは子育てに限らず、全ての人に言えることですが、携帯の日記機能でもいいので、日記を付けることはその時のなまの声を記録しておくことになり非常に大事なことです。

(その時その瞬間のなまの声は一生に一度の声です。)

難しい資格試験に合格した時など

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国家試験などの難しい試験は一般的に若い人の受験が多く、エンディングノートとは無縁の場合が多いと思います。

ただ、ここではあくまでも例として資格試験と言う一つのエポックメーキングを取り上げました。

各自が自分のエポックメーキングと思うことがあれば、それをエンディングノートとしてまとめてみるのは、大きな財産になるのではないでしょうか。

例えば、何故その資格試験を受けようと思ったのか、どういう勉強をしたのか(教材、時間、工夫したこと等)、結果はどうだったのか、合格した結果、何がどう変わったのか。

この辺のことを頭が新鮮なうちにまとめるといいと思います。

後で自分が何かに悩んだり、壁にぶつかったりした時読み返せば、難しい資格をいかに努力して取得したのかが、鮮やかに蘇り、きっと自分に希望を与えてくれるでしょう。

何かを達成したり、実現できたと時、それを1つの記録(エンディングノート)としてまとめることができるのが望ましいのですが。

短くてもいいのです、後に自分自身にとり大きな財産になるのです。

誰にしろ、どんな世代にしろ、エンディングノートを作成することは、過去を振り返るいい機会です。

自問自答してみて、これからの未来の自分を見つけてみませんか。

過去を振り返るといっても、簡単には思い出せない場合が多いと思います。

そのきっかけを提供するのが提供するエンディングノートと考えてください。

エンディングノートにはたくさんの項目がありますので、項目をきっかけにして、その時代、その場所に思いを馳せ、色んなことがおもいだせるのではないでしょうか。

ただ、項目すべてについて思い出し、書き出すのは大変だと思うので、書きやすい、思い出しやすいものから始めましょう。