要望編 その3(1)葬儀 ①形式 

エンディングノート 家族葬 葬儀
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 葬儀については、ここに書くまでもなくエンディングノートを意識されている世代の方であれば、それなりの数の葬儀を経験、参列してきたかと思います。
 また、自分の葬儀をどうするか考えているかと思いますが、何か参考になることもあるかもしれないので、葬儀全体の簡単な説明を行います。

 臨終から葬儀までのおおまかな流れは、次のようになります。

 ①臨終    医師が死亡を確認します。死亡から数時間で病院からの退院を求められます。

 ②遺体搬送  病院で亡くなった場合は、基本的には遺体は自宅に搬送します。
        自宅が難しい場所は、搬送を依頼するは葬儀社の安置室に保管をお願いできま
        す。
        搬送を依頼した業者と葬儀を行う業者は別々でも構いませんが、一度業者を使
        ってしまうと別の業者に変更したいと言うのは結構難しいのではないでしょう
        か。
        亡くなる前に事前に業者を決めておいた方が安心です。
        病院紹介の業者等だと、思うような葬儀ができず、結果的に心残りができ、金
        額的にも後々不満を生むことになりかねません。        

 ③葬儀社との打ち合わせ  
        葬儀の規模、場所、通夜・告別式の日程、香典返しの数量・金額等を葬儀社と
        打ち合わせ、見積もりを出してもらいます。
        ※斎場(火葬場)の空き日程を葬儀社が確認しますので、それにより通夜・告
         別式の日程が確定します。

 ④僧侶への連絡 読経をしてもらうお坊さんへ通夜、告別式の日時を連絡します。

 ⑤納棺    故人を棺に納めます。死化粧、死装束を行います。  

 ⑥通夜    斎場・葬儀場、自宅などで行います。

 ⑦葬儀・告別式 基本的には、通夜と同じ場所で行われます。

 ⑧出棺    告別式の後、出棺し火葬場に移動します。            

 ⑨火葬    公営斎場等で火葬します。

 ⑩初七日   亡くなった日を含めて7日目に行うのが本当ですが、火葬終了後にそのまま出
        席者で会食することで初七日を済ますことが多いです。 
        また、最近では、火葬場まで行かない人のために出棺前に初七日を済ませる葬
        儀も増えてきているます(式中初七日)。

⑪四十九日   納骨(お墓がある場合)

葬儀の形式

 葬儀に関する希望で多いのは、「費用をかけないでほしい」、「家族だけで送ってほしい」が上位を占めています。

 最近は少人数の家族葬、簡略化した1日葬、直葬が都会を中心に増えているようです。

 下に示す費用はあくまでも目安としてください。

一般葬   百数十万円~

 一般葬の流れは上記①~⑩ということになります。

 会葬者が50人を超える規模で、費用も百数十万~が目安です。

家族葬   30万円~

 内容的には一般葬と同じですが、基本的には家族、親族とごく親しい友人のみで行う葬儀です。

 家族葬は平成になってから始まった比較的新しい葬儀の形ですが、コロナの流行もあり、今後は参列者も少なくて済む家族葬が主流となっていくでしょう。

 会葬者数人~50人程度で、費用は30万円程度からと比較的安く済むでしょう。  

 費用が一般葬よりも安く済む分、香典も少ないので、場合によっては一般葬よりも持ち出しが多くなる場合もあります。

1日葬

 通夜を行わず、告別式から火葬までを1日で行うものです。

 家族葬を1日葬で行えば、費用も時間もより掛かりませんが、「お通夜なら参列できるのに」といった参列者が参加しにくいといった面もあります。

 また、お通夜を行わないため、菩提寺がある場合、事前確認も必要です。

直葬(火葬式)   10万円~

病院(あるいは自宅)から直接斎場に遺体を送り、火葬のみを行うものです。

費用的には安く済み(10~30万円が目安)ますが、通夜、葬儀、告別式を行わないため、故人と親しい人から苦言を呈されたり、菩提寺の僧侶への連絡を忘れると、お墓に遺骨を納められな場合もあるので注意が必要です。

 

密葬

  家族等の近親者だけで葬儀(家族葬)を行った後に、後日改めて本葬やお別れ会を開催するものです。